経営の意思決定に役立つ 『変動損益計算書」
『損益分岐点』 と密接な関係があるのが 『変動損益計算書』 です。
例えばパンの製造販売店の例で見てみると、通常の 『損益計算書』 では原価に人件費などの固定費が含まれるので、売上総利益は売上高に比例しません。
一方 『変動損益計算書』 は、すべての費用を
変動費・・・・売上の増減に伴って変動する費用
固定費・・・・売上が増減しても変動しない費用
に分類して表示する損益計算書で、変動費は売上高によって変動するため、売値や仕入値が変わらない限り限界利益率は一定となります。
つまり限界利益は売上高に比例し、従って売上高を 『単価✕数量』 の式に分解することで、数量ペースでの検討もしやすくなるのです。 (注1)
変動損益計算書は、 『目標利益を達成するためにはいくらの売上高が必要か』 あるいは、 『社員を1人採用することによって利益がどのように変化するか』 など、経営者の意思決定に役立つ情報を提供するという点で、通常の 『損益計算書』 より 『変動損益計算書』 の方が役立つといえるでしょう。
(注1)
当事務所では、売上高を
売上高=発送数×到着率×開封率×認知率・理解率×来店率×客単価
と認識しています。
